


というわけでアラサーながら 新型出生前診断(NIPT)をうけたあるぱかです。
できる範囲で情報を収集し、検査をうけるに至ったわたしですが今回はそのうけるまでのいきさつについて紹介してきたいと思います。
※新型出生前診断(NIPT)について国内では様々な意見がありますが、あくまでたくさんある考え方のうちの「1つの参考意見」の記事として読みすすめていただければと思います!

この記事を読むとこんなことがわかっちゃいます。
- 高齢出産って?
- 高齢出産のリスクと対策
- アラサーで 新型出生前診断 (NIPT) をうけようと思ったいきさつ
- 海外の新型出生前診断(NIPT)の事情は?
ということで、当記事の目次はこちらになります。
- アラサーで八重洲セムクリニック新型出生前診断(NIPT)をうけてきた!検査をうけるまでの経緯について
・高齢出産とは
・高齢出産のリスクと対策
・新型出生前診断(NIPT) をうけるにいたるまで
・八重洲セムクリニックで 新型出生前診断(NIPT) をうける - 海外の新型出生前診断(NIPT)の事情は?
・新型出生前診断(NIPT)が条件なくうけられる国 - まとめ
わたしは新型出生前診断(NIPT)をうけるかどうか、国内だけでなく海外の情報も含めて決めたのでそのへんの情報も混ぜつつ紹介していきますね。

アラサーで八重洲セムクリニック新型出生前診断(NIPT)をうけてきた!検査をうけるまでの経緯について
アラサーのわたしは35才以下なのですが、年齢に関係なく検査を受けさせてくれる「八重洲セムクリニック」で新型出生前診断(NIPT)をうけてきました。

高齢出産とは
- 高齢出産は35才以上の女性が子どもを産むこと
- 今から30年ほど前は30歳以上が高齢出産と定義されていた
- 社会的な背景、海外事情を考慮し35歳に引き上げられ現在に至る

日本産科婦人科学会によると高齢出産とは、
出典元:Wikipedia
35歳以上の初産婦(高齢出産(高年初産))と定義されている。
1993年以前は30歳以上の初産婦であったが、30歳以上の初産婦が増えたこと、WHOをはじめとする諸外国でも同様の定義がなされているため、1991年頃から35歳に引き上げられた。
ここでわたしが気になったのは

いろいろ情報を集めたところ、高齢出産にはこんなリスクがあることがわかってきました。
高齢出産のリスクと対策
高齢出産のリスクと対策をまとめるとこうなります。
- 妊娠初期の流産率が上がる
→卵巣・子宮機能が劣えによる影響 - 染色体異常によるダウン症候群頻度が上がる
※参考文献2(染色体異常児の出生頻度)より
→20歳では約1700人に1人、30歳で約950人に1人、35歳で約380人に1人40歳で約100人に1人 - 産科合併症を起こす頻度が上がる
→妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、前期破水、切迫早産、前置胎盤など

- 妊娠3か月前からの葉酸摂取のすすめ※参考文献1より
→神経感閉鎖不全の予防、先天性心疾患、腹壁破裂、口唇口蓋裂や自然流産の減少
参考文献1: 高齢出産に伴う諸問題(杏林大学医学部産科婦人科学 古川誠志)
参考文献2: 分娩時年齢の高年齢化 現状と問題点 (公益社団法人日本産婦人科医会)
こういった情報を総合的にかんがみて、新型出生前診断(NIPT)をうけるか検討し始めました。
新型出生前診断(NIPT) をうけるにいたるまで
いろいろと情報を集めて、旦那氏とも話し合いをしてアラサーで新型出生前診断(NIPT)をうけることにした理由のまとめはこちら。
- 染色体異常児の出生頻度の確率が20代と30代で差が出てくる
- 妊娠中の不安な気持ちを少しでも解消するため
- 陽性判定で「出産」 の決意をした際に、心の準備、環境の準備(事前の情報収集)を妊娠中にすすめておきたかったから
→将来、自立するための支援を早いうちから整えたいと考えた - 陽性判定で「中絶」の決意をした際に、身体の負担を軽減するため早めの処置を要すると考えたから
→妊娠10週~検査をうけれるので母体への負担を軽減できる - 旦那氏と考えが一致していたから
陽性判定が出た際の判断はとても難しいし、感情的にもなっていたのではないかと思うのですがこのような気持ちで検査に望んでいました。

産んだ子を責任もって自立するまで育てるのは他の誰でもないわたしたち(旦那氏と2人)
妊娠・出産・育児で起きることは基本的に自分たちで協力して解決していかなければいけない
であれば生まれてくる子どものために今できることを全力でやりたい、かつ納得した気持ちでそれに臨みたい
なにより、 産んだ子が「産まれてきて幸せだ」と思ってもらえるような人生を歩んでもらいたい

八重洲セムクリニックで新型出生前診断(NIPT) をうける

と思っていたら、たまたま「八重洲セムクリニック」の広告を目にすることに。
ここのクリニック怪しくないの?
そもそも35歳以下でうけても違法じゃないよね?
検査から結果の流れは?
という思いを抱きながら「八重洲セムクリニック」へ足を運びました。
詳細記事はこちら→八重洲セムクリニックで新型出生前診断(NIPT)をうけてきた体験談&口コミ・評判のまとめ

海外の新型出生前診断(NIPT)の事情は?
国内から海外に目を向けて、海外での新型出生前診断(NIPT)について調べたのでまとめて紹介します。
新型出生前診断(NIPT)が条件なくうけられる国
海外では日本よりも新型出生前診断に関する考えの方向性が整っている傾向があり、妊婦さんが気負うことなく受けられる環境のようです。
諸外国の新型出生前診断(NIPT)の事情がわかる表を見つけたので紹介します。

さらに、各国(アメリカ除く)の実施率は以下のようになっているようです。
1998年から2016年までを調査した佐々木らの報告1)によると、本邦のNIPTを含む出生前診断受検数(のべ数)は、出生数97.7万件における7.2%、高齢妊婦数27.8万人における25.1%を占めていました。
(一部省略)
2010年と2011年における欧米における調査によると、出生前診断(主に初期コンバインド検査)の実施率は、デンマーク90%以上、イギリス60%、フランス84%、オランダ26%となっています◎参考文献
出典元:GeneTech
1)佐々木愛子,左合治彦ら:日本における出生前遺伝学的検査の動向1998-2016,日本周産期・新生児医学会雑誌2018;54:101-107
2)Sekiguchi M,Sasaki A et al:Impact of the introduction of Non-invasive pretanal genetic testing on invasive tests:2017;57:35-36


国内だけではなく、こういった海外の情報や国の考え方も参考にしながら検査をうけるのか考えて決ました。
まとめ
高齢出産のリスクや対策、海外での新型出生前診断(NIPT)の動向についてご紹介しました。国によって考え方はそれぞれのようですが、今後も国内では議論が続くことが予想されますね。
ただ、どちらにせよ新しい命をお腹に宿した未来のママさん(予定も含めて)の不安が少しでも取り除ける記事になっていたなら幸いです。
健やかな妊娠期をお過ごしくださいませ。